肴の気持ち

ありのままの気持ちを吐露できたら…

願い叶った❓叶う❗️かも

10時

待ち合わせの時間。


アイは、大きな黒い車で来た。

お互いお茶のペットボトルを買ってきていた。

似たような内容のお茶。


気が合うね

って和んだ。


アイは、

運転得意でドライブ先も考えてくれていた。

長いトンネルを抜けると

紅葉が綺麗で…

こういうのがいいなって。


アイが出会いサイトで会った女性達の話

付き合ってた女性の話

こういうサイトを始めたきっかけ

妻にも恋人がいること

その現場を目撃したこと

なぜだか

不思議と嫌な気持ちにならず

穏やかな気持ちで聞くことができた。


アイの冷静な判断力と優しさを垣間見た。


紅葉どころのお寺へ着き

階段を上りながら

アイと手を繋いだ。

自然と私から

何も言わずに

なんの違和感もなく


前から付き合っているみたいな感覚で


アイは

優しくて気が付く。

いろんなことに…

職業柄もあるのだろう。


経済的な負担を気にしなくていいことも

楽だったりする。


湖を眺めながら

ケーキ屋さんで買ったケーキと

コンビニ珈琲。


アイは

手を出すこともなかった。

笑顔で会話して

本当に優しくて。


同級生だから共通の話題もあり


帰りの車では

私の家庭環境の話になり

お互い

共通する状況で共感しあい…


なにかのきっかけで

手を繋いでいると安心する

と私が話したら


アイが運転中も手を繋いでくれた。


なんだろう。

この気持ちは…

アイの誠実さアクティブさ余裕さ

頼れる男性


陽が落ちて

帰り着いた。


LINE電話をかけてきてくれて

今日の出来事の振り返りや

次どこ行きたいか?と

きいてくれて

私が行きたい先をダメもとで伝えたら

行けるよって

こんなふうに私の要望を叶えてくれる人

いないよなって。



人生最後

付き合うにはBestかも